― 大学別データ判定 ―
第一工科大学はFランで恥ずかしい?偏差値35・充足率89.3%の実像を暴く
河合塾偏差値・私学版大学ポートレートの収容定員充足率・大学公式の就職データで、噂ではなく一次情報から検証する

この記事の目次
河合塾の偏差値で見る第一工科大学のリアルな難易度
「第一工科大学 Fラン」で検索して最初に確認すべきは、感情論ではなく難易度の一次データです。私は受験指導を8年続けてきて、大学を評価するときはまず河合塾の偏差値表を開きます。理由は単純で、河合塾は模試の受験者数が国内最大級で、母集団が大きいほど数字の信頼性が上がるからです。ここではKei-Net(河合塾)2027年度入試予想の数値をそのまま並べます。
| 学部 | 学科・専攻 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 工学部 | 情報・AI・データサイエンス学科 | BF |
| 工学部 | 機械システム工学科 | BF |
| 航空工学部 | 航空操縦学専攻 | 35.0 |
ここで最初に押さえてほしいのが「BF」という表記の意味です。BFはボーダーフリーの略で、河合塾が合格ボーダーラインの偏差値を算出できないことを示す記号です。つまり数字が低いのではなく、そもそも合否の境目を偏差値で引けないほど不合格者が少ない、という状態を指します。これが工学部の全学科に付いているというのが、第一工科大学の難易度を語るうえでの出発点になります。
一方で航空操縦学専攻には35.0という具体的な数字が出ています。偏差値35.0は、全体の中で下位に位置する帯ではありますが、少なくとも河合塾が合否ラインを引けるだけの選抜が働いている、という意味を持ちます。同じ大学の中でも、工学部と航空操縦学専攻では入試の性格がまったく違うわけです。ここを一括りに「Fラン」と語ってしまうと実態を見誤ります。
私の判定を先に言えば、工学部はBFで真性のFラン帯、航空操縦学専攻は偏差値35.0前後の実質全入に近い純Fラン帯です。ただしこれは当サイトが中立の立場で難易度だけを切り取った判定であり、大学の価値そのものを否定する言葉ではありません。偏差値はあくまで入口の混み具合を測る指標にすぎず、出口である就職や、そこに至る中身の話は別の章で扱います。まずは「工学部は河合塾が難易度を出せない最下層、航空操縦学は誰でも受かるに近い帯」という事実だけを、正確に受け取ってください。
出典:河合塾Kei-Net大学検索システム(2027年度入試予想/2026年度学費情報)。
ここが本題:収容定員充足率89.3%が語る二面性
偏差値の話だけなら、他のサイトでも読めます。当サイトがこの記事で本当に伝えたいのは、偏差値表には出てこないもう一つの一次データ、収容定員充足率です。これは私学版大学ポートレート(日本私立学校振興・共済事業団)2025年時点のデータで、第一工科大学の充足率は89.3%です。この数字を読み解くと、偏差値だけでは見えない大学の輪郭が浮かび上がります。
収容定員充足率とは、大学が国に届け出た定員に対して、実際に何割の学生が在籍しているかを示す割合です。100%なら定員ちょうど、それを超えれば定員以上に学生が集まっている状態、下回れば定員割れです。近年、地方私立大学の多くが定員割れに苦しみ、50%台や60%台に沈む大学も珍しくありません。その中で89.3%という数字は、定員割れではあるものの、9割近くを埋めている水準です。ここに二面性があります。
プラスの面から見れば、89.3%は「学生が集まらず崩壊寸前」という段階ではないことを示します。偏差値がBFであっても、航空・工学という明確な専門性を掲げ、毎年一定数の入学者を確保できている。定員割れが即座に経営難や学科閉鎖に直結するわけではない、という安心材料として読めます。志願者が枯渇して授業が成立しない、といった最悪のシナリオからは距離があります。
マイナスの面から見れば、89.3%は100%に届いていない、つまり定員は埋め切れていないという事実でもあります。BFという偏差値と定員未充足がセットになっている以上、入試で強い選抜がかかっていないことは数字が裏づけています。言い換えれば、学力で振り分けられて入る大学ではなく、志望して手続きを踏めば入れる大学だ、ということです。この一次データがあるからこそ、私は工学部を「実質全入に近い」と判定しています。印象ではなく、充足率という数字が判定の背骨になっています。
大事なのは、この89.3%をどう受け取るかです。偏差値BFと充足率89.3%を並べると、第一工科大学は「入るのは難しくないが、消えかけているわけでもない大学」という現実的な像が見えてきます。過度に持ち上げる情報にも、必要以上に貶める匿名の声にも寄りかからず、この二つの一次データを土台に判断してほしいというのが、当サイトの立場です。
出典:私学版大学ポートレート(日本私立学校振興・共済事業団)2025年時点。
「やばい・恥ずかしい」という噂は何を指しているのか
「第一工科大学 やばい」「恥ずかしい」といった検索が一定数あるのは事実です。私はこの手の言葉を逐一引用して並べることはしません。匿名の掲示板やSNSに書かれた個別のネガティブな書き込みは、出所も真偽も確認できず、逐語で再掲すること自体が特定の集団への評価の固定化につながるからです。ここでは、そうした声がどの類型に集約されるかだけを整理します。
第一に、偏差値BFという数字そのものへの反応です。ネット上の大学序列を語る文脈では、偏差値の低さがそのまま「やばい」という言葉に翻訳されがちです。ただしこれは、前章までに見たとおり難易度の指標を大学の価値と混同した反応であり、充足率89.3%や後述の就職実績とは切り離して考える必要があります。
第二に、「学歴フィルターで不利になるのでは」という不安の類型です。知名度の高い大企業の一部で、応募段階の書類選考に大学名が影響するケースがあるのは否定できません。これは第一工科大学に限らず、偏差値帯が下位の大学全般に共通する構造的な話です。ただし工学系は文系の総合職に比べて専門スキルや資格で評価される場面が多く、大学名一本で足切りされる度合いは相対的に小さい、というのが実務を見てきた私の感覚です。
第三に、「航空操縦学に入っても本当にパイロットになれるのか」という疑問の類型です。これは噂というより、費用が大きい進路への当然の慎重さです。後の就職の章で、大学公式が公表している航空業界への進路データを根拠に扱います。
これらを踏まえると、「やばい」「恥ずかしい」という言葉のほとんどは、偏差値という一点の数字から派生した印象論に集約されます。印象は事実を上書きしません。噂の中身を類型に分解したうえで、次章以降の一次データと突き合わせるのが、後悔しない判断の順序です。
就職・進路は大学公式のデータで確認する
偏差値がBFの大学を評価するとき、私が最も重視するのが出口、つまり就職です。ここは印象で語ってはいけない部分なので、大学公式と私学版大学ポートレートの数字を主軸に置きます。
まず規模感です。私学版大学ポートレート(2025年時点)によると、第一工科大学の卒業者数は2024年4月から2025年3月の期間で260名でした。前年の2023年度は271名、2022年度は257名で、おおむね年間250名から270名の規模で卒業生を送り出しています。同じ2024年度のデータで、大学が斡旋した就職者は合計191名、進学者は35名と記載されています。就職と進学を合わせると、卒業生の多くが何らかの進路に接続していることが読み取れます。
就職率については、大学公式の就職状況ページに年度ごとの内定率が示されています。鹿児島キャンパスの就職内定率は、近年おおむね90%台で推移しており、令和2年度は93.6%と公表されています。工学系の専門教育に、1年次からのキャリア支援や学内企業説明会、履歴書添削、面接練習といった手厚い個別指導を組み合わせた結果として、高い内定率が維持されている構図です。数字の水準だけを見れば、偏差値の印象とはかなり異なります。
就職先の顔ぶれも公式が公開しています。業界別に整理すると、次のような企業・組織が挙げられています。
- 航空業界:日本航空、ソラシドエア、スカイマーク、ピーチ・アビエーション、ANA系列企業
- 情報・電気・通信:NEC、ニデック、きんでん、九電工、エクシオグループ
- 建設・土木:清水建設、鹿島建設、大林組、竹中工務店、三井住友建設
- 自動車・製造:スズキ、マツダ、神戸製鋼所ほかトヨタ関連企業
- 公務員・公的機関:防衛省、国土交通省、海上保安庁、各県庁・市役所
もちろん、これらの企業に卒業生が就職した実績があるということと、誰もが同じ就職ができるということは別です。名前の大きい企業に入るのは各年度で限られた人数でしょう。それでも、専門分野に沿った就職先が現実に存在し、大学がそこへの支援体制を持っていることは、進路を考えるうえで見逃せない材料です。偏差値ではなく、この出口のデータをどう評価するかが判断の分かれ目になります。
出典:第一工科大学公式サイト「就職状況」、私学版大学ポートレート(日本私立学校振興・共済事業団)2025年時点。
第一工科大学で学べること・学部の特色
大学を偏差値だけで測ると、中身の話が抜け落ちます。第一工科大学は、その名のとおり工学と航空に特化した理工系の大学です。学部構成はシンプルで、大きく工学部と航空工学部に分かれています。
工学部には、情報・AI・データサイエンス学科や機械システム工学科などが置かれています。情報・AI・データサイエンス学科は、名前のとおりプログラミングや情報通信技術、データ分析といった、いま人材需要の高い領域を扱う学科です。社会全体でDXやAIの普及が進み、理系人材の不足が指摘されるなか、専門スキルを身につけて就職につなげる設計になっています。機械システム工学科は、ものづくりの基盤である機械工学を学ぶ学科で、自動車や製造業への就職と親和性が高い分野です。
航空工学部の航空操縦学専攻は、この大学を象徴する存在です。ルーツをたどると、第一工科大学は1955年設立の南日本飛行学校を源流に持ち、長年にわたって航空分野の教育を続けてきました。操縦訓練を含む実践的なカリキュラムを備え、航空業界への進路を志す学生が集まる専攻です。偏差値表で工学部と航空操縦学専攻に差がついているのは、この専攻に人気と選抜が集中している構造を反映しています。
教育の性格としては、理論だけでなく実習や資格取得を重視する実務志向が前面に出ています。偏差値がBFであっても、入学後に扱う内容は工学部として相応の専門性を持ちます。実際、知恵袋などの声には「Fランと聞いていたのに微分積分が普通に出てきた」という趣旨の投稿もあり、授業内容そのものは高校の延長で終わるものではないことがうかがえます。入口の易しさと、学ぶ中身の専門性は、必ずしも一致しないということです。
出典:第一工科大学公式サイト、スタディサプリ進路「第一工科大学」。
入試方式と合格難易度のリアル
合格難易度を正確に語るには、偏差値だけでなく入試の実態も見る必要があります。第一工科大学は、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、大学入学共通テスト利用など、複数の入試方式を用意しています。加えて、成績優秀者やリケジョ向けの奨学生推薦など、授業料の減免と結びついた入試区分も設けられています。方式の幅が広いこと自体が、多様な入学者を受け入れる設計であることを示しています。
難易度の実態はどうか。前述のとおり、河合塾Kei-Net2027では工学部の各学科がBF、航空工学部の航空操縦学専攻が35.0です。工学部がBFであるということは、合否のボーダーを偏差値で引けないほど、不合格になる受験生が少ない状態を意味します。ここに私学版大学ポートレートの充足率89.3%を重ねると、「定員を9割近く埋めつつ、強い選抜はかかっていない」という像が一致します。つまり工学部については、志望して所定の手続きと基準を満たせば、実質的に全入に近いと判断するのが妥当です。
一方で航空操縦学専攻は事情が異なります。偏差値35.0という数字が出ていること自体、河合塾が合否ラインを算出できる程度には選抜が働いていることを示します。操縦士養成という特殊な進路に人気が集中し、適性検査や面接を含む選考の比重も大きくなるため、工学部と同じ感覚で「誰でも入れる」とは言えません。同じ大学でも、狙う学部・専攻によって合格難易度はまったく別物だと理解しておくべきです。
なお、第一工科大学は志願者数・合格者数といった倍率データを外部に詳しく公表していません。したがって「倍率何倍」という形での断定はできず、偏差値と充足率という取得可能な一次データから難易度を推し量る、というのが誠実な扱い方になります。数字がない部分を憶測で埋めないことも、進路判断では重要です。
出典:河合塾Kei-Net(2027年度入試予想)、私学版大学ポートレート2025年時点。
学費と奨学金:初年度納付金の内訳
進学を検討するうえで避けて通れないのが費用です。ここは大学公式の学費案内をそのまま確認します。令和8年度(2026年度)入学者の工学部の初年度納付金は、次の内訳で合計730,000円です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 150,000円 |
| 授業料 | 380,000円 |
| 施設充実費 | 100,000円 |
| 教育充実費 | 50,000円 |
| 実験実習費 | 50,000円 |
| 初年度納付金 合計 | 730,000円 |
これに加えて、入学時には委託徴収金として学友会費30,000円、後援会費15,000円、同窓会費30,000円、保険料3,300円などの納入が必要です。理工系私立大学として、初年度の授業料が380,000円という水準は、全国の私立理工系の平均と比べても抑えめの部類に入ります。BFという偏差値の印象から高額を想像する人もいますが、少なくとも工学部の学費は法外なものではありません。
注意が必要なのは航空操縦学専攻です。公式の学費案内には、この専攻について「別途操縦設備費・訓練費が必要」と明記されています。パイロット養成には実機やシミュレーターを使った訓練が不可欠で、その費用が上乗せされます。総額は工学部とは桁が変わってくるため、航空操縦学を志す場合は、大学から個別に提示される訓練費まで含めて資金計画を立てる必要があります。ここを工学部と同じ感覚で見積もると計画が狂います。
費用負担の軽減策も用意されています。国の高等教育の修学支援新制度(授業料減免と給付型奨学金)、日本学生支援機構の給付・貸与奨学金(第一種は無利子、第二種は有利子)、大学独自の授業料減免制度、提携ローンや国の教育ローンなどが利用できます。とくに理工農系や多子世帯に向けた支援の対象となる制度もあるため、費用が理由で迷っているなら、これらの制度を前提に実質負担額で比較するのが現実的です。
出典:第一工科大学公式サイト「学費のご案内」(令和8年度)、河合塾Kei-Net学費情報。
立地とキャンパス:鹿児島と東京上野の二拠点
立地も志望動機や生活に直結する要素です。第一工科大学の本部は鹿児島県霧島市国分にあります。鹿児島キャンパスが航空・工学教育の中心で、航空操縦学専攻の訓練環境もこの地域を基盤としています。霧島市は鹿児島空港に近い立地で、航空を学ぶ環境としては理にかなっています。
もう一つの拠点が東京上野キャンパスです。上野キャンパスには情報・AI・データサイエンス学科の情報工学ビジネス分野などが置かれ、都市部で情報通信技術を学びたい学生の受け皿になっています。ICTやIoTといった分野を、企業が集まる首都圏で学べる点が上野キャンパスの特色です。鹿児島と東京という性格の異なる二拠点を持つことで、地方で専門と就職を固めたい層と、都市部で情報系を学びたい層の両方に対応しています。
ただし、キャンパスによって就職の状況には差が出ることがあります。大学公式の就職状況では、鹿児島キャンパスが近年おおむね90%台の内定率で推移する一方、上野キャンパスは年度によって内定率の変動が大きい傾向が読み取れます。これは学科構成や母集団の規模、都市部の就職市場の性格の違いを反映したものと考えられます。どちらのキャンパス・学科を選ぶかで、学ぶ内容だけでなく進路の景色も変わってくる、という点は押さえておくとよいでしょう。
出典:第一工科大学公式サイト(鹿児島キャンパス/上野キャンパス)。
第一工科大学が向く人・合わない人
ここまでの一次データを踏まえて、私なりに向き不向きを整理します。断っておくと、これは検索しているあなたがどの立場かを決めつけるものではありません。受験を考える人、進路を比べている人、家族の進学を調べている人、それぞれが自分の状況に当てはめて読んでください。
向いていると考えられるのは、次のようなタイプです。第一に、航空・情報・機械といった明確な専門分野に興味があり、偏差値ランクよりも学ぶ内容と就職の中身で大学を選びたい人。第二に、大学名のブランドよりも、資格取得や実習を通じて手に職をつけ、技術系企業への就職を目指したい人。第三に、パイロットや航空業界という具体的な目標があり、訓練費まで含めた資金計画を立てられる人。第四に、1年次からの手厚いキャリア支援を活用して、計画的に就職活動を進めたい人です。BFという入口の易しさは、こうした目的意識のある人にとってはむしろ入りやすさとして機能します。
逆に、合わないと考えられるのもはっきりしています。第一に、大学名そのもので評価されたい、いわゆる学歴のブランドを重視する人。偏差値BFという事実は変わらないので、そこに価値の中心を置くなら満足度は上がりにくいでしょう。第二に、学ぶ分野への関心が薄く、目的を持たずに入学する人。入口が易しいぶん、入学後に自分で目標を設定しなければ、専門教育の恩恵を受け切れません。第三に、費用面で航空操縦学の訓練費まで見通せないのに、雰囲気だけでパイロットを志す人です。
要するに、第一工科大学は「偏差値で選ぶ大学」ではなく「目的で選ぶ大学」です。充足率89.3%という数字が示すとおり、崩壊しているわけでも、選抜で振り分けられるわけでもない。だからこそ、入学後に何をするかで結果が大きく変わります。ここを直視できるかどうかが、向き不向きの分かれ目になります。
まとめ:第一工科大学はFランなのか
最後に結論を整理します。難易度という一点だけで言えば、第一工科大学はFラン帯に入ります。河合塾Kei-Net2027で工学部の各学科がBF(河合塾が合否ラインを出せない最下層)、航空工学部の航空操縦学専攻が偏差値35.0。当サイトの中立判定としては、工学部は実質全入に近い純Fラン帯、というのが正直なところです。これは印象ではなく、私学版大学ポートレート2025の収容定員充足率89.3%という一次データとも整合します。
ただし、Fランという言葉が意味するのはあくまで入口の混み具合であって、大学の価値そのものではありません。大学公式のデータでは、卒業生は年間250名から270名規模で、鹿児島キャンパスの就職内定率は近年おおむね90%台。航空・情報・機械という明確な専門性と、1年次からの手厚いキャリア支援を備えています。偏差値の数字と、出口の実態は、はっきりずれています。
だからこの記事の答えはこうです。第一工科大学は偏差値上はFランだが、目的を持って入れば専門と就職につながる大学だ、と。「やばい」「恥ずかしい」といった匿名の印象論ではなく、偏差値・充足率・就職という三つの一次データを自分の目で確認したうえで、あなた自身の目的と照らして判断してください。数字を正しく読めば、進路の決断は必ず精度が上がります。
よくある質問
第一工科大学はFランですか?
難易度の指標で言えばFラン帯に入ります。河合塾Kei-Net2027では工学部の各学科がBF(合否ラインを算出できない最下層)、航空工学部の航空操縦学専攻が偏差値35.0です。私学版大学ポートレート2025の収容定員充足率89.3%と合わせると、工学部は実質全入に近い帯と判断できます。ただしこれは入口の難易度の話であり、就職や学べる中身の評価とは別です。
収容定員充足率89.3%はどう読めばいいですか?
定員に対して実際の在籍が9割近く埋まっている状態を示します(出典:私学版大学ポートレート2025)。50〜60%台に沈む地方私大も多いなか、89.3%は定員割れではあるものの崩壊とは距離がある水準です。一方で100%に届いていないため、強い選抜はかかっていないことも示します。安心材料と、入試が易しいという事実の両面を持つ数字です。
第一工科大学の就職はどうですか?
大学公式の就職状況では、鹿児島キャンパスの就職内定率は近年おおむね90%台で推移し、令和2年度は93.6%と公表されています。私学版大学ポートレート2025では2024年度卒業者260名のうち大学斡旋就職191名、進学35名です。就職先には日本航空、スズキ、清水建設、NEC、防衛省などが挙げられています。ただし大企業への就職は各年度で限られた人数です。
航空操縦学専攻でパイロットになれますか?
大学公式は、日本航空やソラシドエアなど航空業界への進路実績を公表しています。ただし操縦士養成には別途の操縦設備費・訓練費が必要で、費用は工学部と大きく異なります。偏差値も工学部のBFとは違い35.0で、適性検査や面接を含む選考の比重も大きくなります。資金計画と適性の両面を見通せることが前提です。
第一工科大学の学費はいくらですか?
大学公式の令和8年度案内では、工学部の初年度納付金は入学金150,000円、授業料380,000円、施設充実費100,000円などを含め合計730,000円です。別途、学友会費や後援会費などの委託徴収金があります。航空操縦学専攻は操縦設備費・訓練費が別途必要です。国の修学支援新制度や日本学生支援機構の奨学金なども利用できます。
第一工科大学はどこにありますか?
本部は鹿児島県霧島市国分にあり、航空・工学教育の中心となる鹿児島キャンパスが置かれています。加えて東京上野キャンパスがあり、情報・AI・データサイエンス学科の情報工学ビジネス分野などを都市部で学べます。地方で専門と就職を固めたい層と、首都圏で情報系を学びたい層の双方に対応した二拠点構成です。